リクルートって本当に成果主義なの?
リクルートの評価制度に関してです。
リクルートの評価制度は「ミッショングレード制」であるということは有名な話ですよね。
知らない人のために簡単に説明すると・・・
- 「ミッショングレード=仕事の難易度」で「あなたにはグレード6ぐらいの仕事を振るから、そのレベルに見合ったお給料をあげるね」という制度。
- 私の前職のようにメーカーなどでは役職(主任、係長、課長など・・・)で給料が決まるが、リクルートは基本的にミッショングレードで給料が決まります。
- このグレードは半期に一度見直しがあり、変わる人は結構頻繁に上がったり下がったりします。
#ちなみにマネージャーになるとまたちょっと変わります。
#営業とネット系人材でもちょっと違います。
で、このミッショングレードに沿った職務要件のようなものがあり「このグレードであればこれぐらいをこなさなければならない!」というようなことも細かく決まっています。
つまり、仕事の成果を出す→このグレードがあがる、という構造になっています。
でもこう思う人がいるでしょう・・・
(でもそれって役職の代わりにグレードにしているだけで結局意味なくねぇか・・・??)
そうなんです。私も入社前は「仕事の成果でグレードが変わるんだ!ってことは成果主義だ!」と思ってたんですが、メーカーなどの役職とかも本来は同じ思想で「仕事の成果で役職が決まる」という構造なはずなんですよね。
それでも私は思います。「リクルートは成果主義である!」と!
上で言ってることと矛盾してない??と思われそうですが、違うんですよ・・・。
逆になぜメーカーは成果主義と言えないのか?から考えるとわかりやすいかもしれませんがメーカーは基本「年功序列」ですよね。ということはつまり「仕事の成果で役職が決まる」のではなく「何年その会社に勤めているかで役職が変わる」構造になっているんです。中には優秀な人がいて、通常5年で主任になるところを、3年、4年でなってしまうような人もいるでしょう。でもそれは本当に一握り。基本的に役職やお給料と成果に相関がないのが年功序列です。
ではリクルートはどうなっているのか?
仕事の成果でグレードが決まるんですよ・・・!
私の体感でもこれはガチです。若い子でも実力のある子はガンガングレードあがって気づいたらGMになっていたり、逆についていけなくなっているおじさん軍団とかはどんどん追い抜かれていって、という状況を本当によく目にします。
(以前までGMだった人がプレイヤーに落とされることもよくありますし、極端な場合は部下とGMが逆転なんてこともあります・・・。)
また、リクルートは定量思考が非常に強い社風だと私は思っています。特にネット関係の仕事だとすると想いや定性情報ではなく、FACTやデータを常に求められる傾向にあります。そのため、人事評価も定量的に行われる傾向にあり(と私は前職と比較して思っています)、成果を定量的に示せれば、そこはちゃんと評価してくれると思います。
#メーカーあるあるの、期初に決めた目標をちゃんと達成しているのに「他の理由で~」とか「他にもっと成果残した人がいたから~」とか「俺は評価してるよ~でも会社の評価は真ん中で!」のようなよくわからん理由で評価をされることはないです。
つまり、ミッショングレードが成果主義にしているというよりは「成果を出せば本当にそれが認められてグレードに反映される仕組みがある」から成果主義なんだと思います。
ちなみに私も入社から半年、1年でグレードはガンガンあげてもらいました。前職の年収でだいたい最初のグレードが決まるので、前職年功序列の環境でくすぶっていた人には本当にもってこいの環境です。やりがいありますよ。
何かの参考になれば幸いです。
では!